toeic-highscore-500x193 【統計】TOEICで高スコアを取りやすい月はあるか?についての結論

2017年の7月 第222回 から2018年2月の第226回まで6回連続でTOEICを受け続けてきた。

そして、これからも受け続けていく予定である(当面のところは。少なくとも2018年は全て受験する予定)が、先日、お風呂に浸かりながら疑問に思ったことがある。

「TOEICって点数を取りやすい月とかあるのだろうか?」

そんな甘~い現実があるわけがないことは理解しているものの、もしかするとひょっとして夏場は高スコアがとりやすい、冬は寒いスコアになりがち、といった傾向があるのかもしれないと思い、そのあたりの真偽を明らかにしたくなったのでリサーチした。

TOEIC公式サイトで掲載されていたのは過去2年分のデータのみだったため把握できたのは2016年と2017年だったが、今後も可能な限りデータは集めていく予定だ。

TOEICのスコアは正解数で計算していない??

いろいろリサーチすると990の満点スコアは全問正解していなくてもとれる、といった情報を目にする。

つまり、TOEICという試験は自身の正解数でスコアを算出していないということになる。正解数でスコアが決まるものでなく、受験者全体の中での自身の成績がスコアとして算出される(学生時代の偏差値の考え方)らしい。

そのため、受験者数の多い月の方が高スコアを取れる傾向にあるという不確かなウワサもあり、その理由としては普段TOEICを受験しない人(TOEICスキルの高くない人)が多いと平均点が下がる、イコール自分のスコアは高くなるというものだ。

例えるならば、とあるテストで80点を取れる実力のあるMr.eigoがいたとする。そのテストを東大生しか受験しない場合は平均点は90点や100点に近いものになる可能性が高い。その逆に私のような一般人レベルも受験した場合は平均点は60点や70点程度になるだろう。

Mr.eigoの実力は80点相当ではあるが、東大生というハイレベルな集団の中で見た場合は偏差値としては低くなるが、一般人も含めた集団の中で考えた場合は偏差値は高くなるということだ。

TOEICのスコア算出方法とは?

ネットで調べていても真偽は分からないのでTOEIC公式サイトをチェックしてどのような採点基準になっているのか調べてみた。

テスト実施後にスコアを算出するために行われていることが公表されていたので引用させて頂く。

■採点前分析 ■
試験直後に無作為抽出された解答サンプルの正答率を算出し、各問題の難易度を分析することで、採点の信頼性を確認します。万一不適切と判断される問題があった場合には、採点の対象から除外します。

採点の対象から除外するというのは非常に興味深い。確かに全問正解しなくても990取れる場合があるという現実はありそうだ。

■採点後分析 ■
全受験者の解答を、採点前分析の結果に基づいて検証します。

単純に採点するのではなく、事前の分析結果と照らし合わせて検証するからTOEICの結果が分かるまでは3週間も必要なのだろう。

■スコアの同一化■
テスト毎の難易度のブレを排除し、スコア基準の不変性を確保するために素点を換算点に変換します。具体的には新しいテストに以前出題した問題のごく一部をまぜておき、その問題を中心にスコアを調整します。

以前出題した問題・・・、スコアを調整・・・、なるほど、以前出題した問題も混ぜるような仕組みになっているから試験問題を回収するのだろう。いじわるで持って帰らせてくれないわけではなかったようだ。 そして、難易度のブレを排除することでスコアのばらつきを抑えることを実現しようとしている点(スコアの調整)もおもしろい。

2016年TOEICの受験者数・平均点

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赤字が一番高い数字で青字が一番少ない数字

受験者数の一番少ない10月と一番多い3月では約3倍も開きがあることは驚く。3月は就活スタートの季節で丁度TOEICの結果を求める学生が多くなることが背景にあるらしい。なるほどそれで1月と3月は他の月と比べて圧倒的に受験者数が多いのもうなずける。

2017年 TOEICの受験者数・平均点

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受験者数の一番多い3月の平均点が一番低いという結果。ロクに勉強していない学生がとりあえず受験した結果なのだろうか。ただ、2016年は決して平均点は低くないため、そのあたりの因果関係を紐解くのは難しい。

TOEIC受けるなら何月が良いのだろうか??

2016年と2017年の2年、20回分のデータをTOEIC公式ページを参照し抽出してみて、受験者数のバラつき具合、その逆に平均点のかたまり具合には驚いた。

共通点

まずはこの2年のデータから共通する点を探してみた。

受験者数

  • 3月に受験する人が1番目に多い
  • 1月に受験する人が2番目に多い
  • 9月に受験する人が3番目に多い
  • 10月に受験する人が1番少ない

平均点

  • トータル平均点が一番高い時(2016年4月、2017年10月)、リスニングの平均点が一番高い
  • トータル平均点が一番低い時(2016年5月、2017年3月)、リーディングの平均点が一番低い

2016年の3月は平均点は高めになっているが、2017年の3月はその逆に一番平均点が低いという真逆の結果になっている。つまり、受験者数が多い

平均スコアが高い月はいつ?

その年の前半(1月~6月)と後半(7月~12月)を比較した場合にどちらが平均点が高いのか計算してみた。

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前半と後半ではどちらの場合でも差異はないと考えておくのが無難だろう。

次に、2016年と2017年の2年分の月別の平均を出してみた。

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※小さくて見づらい点はご容赦頂ければ幸いだ。

ランキングトップ3としては・・・

  • 1位・・・4月  590.60
  • 2位・・・10月  587.15
  • 3位・・・7月  584.05

ランキングワースト3は・・・

  • 10位・・・9月  575.00
  • 9位・・・3月  577.30
  • 8位・・・11月  578.90

2年分のデータであるため信頼性が高いとは言えないが、それでも平均スコアが高い月として4月、10月、7月を、そして9月、3月、11月は平均スコアが低いことも合わせて覚えておいて損はないだろう。

そして、奇妙な偶然なのか、それとも必然なのか分からないが、平均スコアが高い月は受験者数が少なく、逆に平均スコアが低い月は受験者数が多い傾向にある。

まとめ

TOEICのスコアは単純な正解数で算出されているものでないことは間違く、複雑な算出理念に基づいて決められている。つまり、自分のスキルに見合ったスコアが結果として出てくるのである。

受験者数が多いとか少ないとかそんな理由でスコアが左右されるものでない、と考えて日々のスキル向上に邁進するのみである。

受験者数が少ない月は平均スコアが高くなり、受験者数が多い月は平均スコアが低くなるのは自然な現象である。しかしそれが自身のスコアに影響することはないと考えるべきだろう。

何故ならばTOEIC試験では難易度のブレを排除し、スコアを調整しているからだ。

まさに、自分のスキルがそのままスコアとして反映されるように仕組まれているのだ!

だからこそ一定の信頼感を持つことができるということなのだろう。

誤解を恐れずに言わせて頂くならば、400点も取れないような実力であれば、いくら平均スコアの高い4月、10月、7月に受験したとしても、400点程度のスコアが結果として返ってくるだけなのである。

ということで、私はこれからもスタディサプリTOEICを利用して当面はスコアアップに励むことにするが、TOEIC英語に多少の自信を持てる人は平均スコアの低くなる可能性がある3月、9月、11月は相対的に少しは良いスコアになるかもしれないということを信じてみるのも良いかもしれない。

toeic-highscore-500x193 【統計】TOEICで高スコアを取りやすい月はあるか?についての結論→スタディサプリのおかげ?2018年3月のTOEICで700点取ったのが嬉しくてたまらない

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